こんにちは!編集長のひでさんです。
なにやら面白い食堂があるとかで、ぶぜんらいふ。メンバーも交えた、仲間数人とその場所へ。
場所はJR宇島駅から海側に行ったところ。新観光スポット、うみてらす豊前に行く手前にあります。
その名も『一休庵』(いっきゅうあん)
お店の名前は『一休庵』
何やら店の入り口にはお寺でみるような鐘がぶら下がり、独特の雰囲気があります。
店内へ
店内に入ると大衆食堂の雰囲気がむんむん。カウンターごしにお店の人とお話しできるスタイルです。
広くはないけれど、カウンター7席と、奥に座敷も。すでにお昼から呑んでいるおいちゃんがいたりして、思えばすでに、この時点でおもしろセンサーが働きはじめていました。
メニューは壁に掲げられているので、それを見て注文。基本的にはワンコイン。500円でいただけるものが多いです。
おすすめは貝汁定食
「豊前名物!」と書かれている、あさり貝汁定食を頼もうと思ったのですが、「あと、2食しかありません。」と女将さんの声。
どうやら少し早くこないと食材がなくなってしまう模様。仲間数人と行っていたので、貝汁はそちらにゆずり、「豚生姜焼き定食」に。
大変な時はお客さんも協力
この日は瞬間的に普段よりかなりの人数が来たみたいで、厨房内もてんやわんや。
ご主人と奥さんの二人で切り盛りしているので、こういう時はお客さんがお店のお手伝い。
店の常連である仲間の一人が奥の座敷に持って行ったりお茶を運んだりしていました。
まだ、あるんですよね。こういう古きよき食堂が。
しばらく待っているとおいしそうな香りとともに定食が目の前に。
メインの豚生姜焼き、 天ぷらと煮物の副菜、漬物に白ご飯。しっかりした味付けでごはんが進みました。
「おかわりもしてね」と奥さん。これで、500円。かなりコスパがいいですね。
ハフハフとごはんをかきこんでいると、途中で、「はいよっ!」とご主人。
仲間の一人がアミをとってきてくれていたので、それをご主人が調理してくれていたのでした。
アミとは、小さなエビのこと。
豊前では春と秋にとれるのですが、港から大きな網を使って比較的簡単にすくえるとのことで、とっている方も多く、この時期、豊前の各地で「アミとってきたけ、やる!」というやりとりが繰り広げられます。
その日に食べるなら生でもいいですが、無理なら冷凍か、塩漬けにします。昔から豊前の人に親しまれている食材なのです。
今回は獲れたての生のアミだったので、甘味をとても感じることができました。そこに、ネギとカボスが効いて、さっぱりといただくことができました。
目の前で繰り広げられる、夫婦漫才
…と、ここまでは普通のレポートですが、この店の真骨頂はここから。
なんと言っても、ご主人と奥さんのやりとりが面白く、お店に入ってから終始笑いっぱなしでした。それはまるで、コントか漫才、はたまた吉本新喜劇か。と思っていたら、「あ、私たち吉本って名前なの。」本当に吉本新喜劇だったのですね。
夫婦間のやりとりだけでなく、初対面のお客さんとも会話の中で、お客さんが「私クセがあるから」と放つとすかさずご主人が「私はアクがあるから」と瞬間リターン。よく打ち合わせなしでそんな話ができるよね。って、感じでユーモアのセンスが抜群なんです。
店を出て感じるのは心の温かさとおもしろかったな!という感想。食堂なんだけど、お腹以外も幸せにしてくれるお店でした。
おいしい食事と笑いの同居した人情食堂をお探しならぜひ、『一休庵』へ。
「一休庵」の概要
店名 | 一休庵 |
---|---|
ジャンル | 食堂 |
住所 |
〒828-0022 福岡県豊前市宇島63-3
|
アクセス |
宇島駅から 徒歩9分 車3分 駐車場はありません。店の前に1,2台ほど停れます。 |
営業時間 | 11:00~14:00 / 17:00~? |
定休日 | |
問い合わせ先 | |
参考サイト | http://buzen-lvc.blog.jp/archives/7760020.html |


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