こんにちは。時々ライターのじゅんこです。これからお正月を迎えるということで、先日、注連飾り(しめかざり)作りワークショップに参加してきました!
その前に、そもそも注連飾りとはなんだろう?ということで、少し調べてみました。
「注連飾り」
本来の意義は、各家庭が正月に迎える年神を祀るための依り代とするものである。現在でも注連飾りを玄関に飾る民家が多く見られる。
形状は、神社等で飾られる注連縄の小型版に装飾を加えたもので、注連縄に、邪気を払い神域を示す紙垂をはじめ、子孫の連続を象徴するダイダイの実やユズリハの葉、誠実・清廉潔白を象徴するウラジロの葉などのほか、東京を中心にエビの頭部(のレプリカ)などが添付されることが多い。
これとは別に、東日本を中心に、長さ数十cmほどの細い注連縄を、直径数cm程度の輪形に結わえて、両端を垂らした簡易型の注連縄が広く見られる。これは京言葉で「ちょろ」、東京方言などで「輪飾り」、東海地方などで「輪締め」などと呼ばれている。
近畿地方では台所の神の前に飾る程度だが、東日本では、門松に掛ける(東京周辺など)、玄関先に掛ける、鏡餅に掛けるなど、非常に広く用いられる。一般家庭では、本来の注連縄の代用とされる場合も多い。(「注連縄」Wikipediaより)
なるほど。各家庭が正月に迎える年神を祀るための依り代とする意味があるんですね。
廃校を利用した施設『もみじ学舎』で
開催された場所は豊前市の山手側にある『もみじ学舎』。もみじ学舎とは廃校を利用した施設で現在でも当時の面影が残り、今にも子どもたちの声が聞こえてきそうです。中にはカフェもありゆったりくつろぐこともできます。

映画が撮れそうな雰囲気がありますね。

なんだか、とっても懐かしい感じがします。
とっても気さくな先生
学校見学はほどほどにワークショップのレポートに移っていきたいと思います。
講師はこの方、豊前の大富神社で注連縄(しめなわ)を作っている、朝倉 渉さん。気さくなおじ様という感じの人です。
助手に、地域おこし協力隊の副田佳代さん。器用な方で何でもサクサク出来ちゃいます。
いざ、制作開始!
まずは、この三点セット。手や藁を濡らすための濡れタオルと霧吹き。そして、ハサミ。これで、注連縄を作っていきます。
この藁から20本を選りすぐります。そして、袴と呼ばれるものを取り除きます。そして、捩じっていきます。
捩じりながら締めていくのが案外難しい。要領がわからないため、おじ様先生に何度も聞く私達。笑 一人一人に丁寧に指導してくださいました。
練習と本番で、本数を増やしながら、太くしていきます。
ここからは飾りを付けていきます。豊前の自然素材を使った飾りを水引や、樹脂を熱して接着していくグルーガンという道具を使います。
完成!!これで、一家に一つの注連縄(しめ飾り)の出来あがり。
自分の住む町の田畑で取れた藁で、手作りのしめ縄でお正月を迎える。
昔ながらの伝統を守り受け継ぐことが、今の生活を豊かにしていく感じがしました。
出来上がった後は、『幾縁(いくえん)』さんのチャイのチーズケーキと珈琲でほっと一息。
集中した後の甘いものは本当に美味。来年は、あなたも是非、手作りのしめ縄を。
「もみじ学舎」の概要
店名 | もみじ学舎 |
---|---|
ジャンル | |
住所 | 〒828-0077 福岡県豊前市上川底858番地 |
アクセス | 【車】豊前インターより27分 【駐車場】あり(無料:10台) |
営業時間 | 10:00~17:00 |
定休日 | 水曜日 |
問い合わせ先 | 0979-84-8155 |
参考サイト | もみじ学舎 |


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