こんにちは!じゅんちーです!
先日、お隣町の築城のメタセの杜での「ごろんピクニックコンサート」に行ってきました。
軽い気持ちで行ったのですが、そこには森と一体化した歌声の森のシンガーソングライターの 山田 証 (やまだあかし)さん(39歳)との素敵な出会いがありました。
ごろんピクニックの様子
その日はお天気に恵まれたピクニック日和。
それぞれが1品持ち寄りのピクニックランチ。
その後山田さんに森を案内してもらい、木の説明などをしていただきながら、みんなで寝転がり山田さんの歌声を聴きます。
土の感触を感じながら、光を浴びて、森の空気を吸い、山田さんの歌声。
何もかもがぴったりと重なり合った空間で、私達は何とも知れない幸せな気分になりました。
山田さんの生い立ち
山田さんは中学生の時に登校拒否になりますが、学校の先生の影響で役者を目指すようになります。
20代半ばまで劇団を作ったりなどして、役者の勉強ばかりをしてきましたが、一人でも出来ることは何かを考え、
歌を歌うようになり、シンガーソングライターのミュージシャンを目指します。
そんな時に見た、アラスカを題材に活躍した写真家「星野道夫」さんに感銘を受け憧れ、星野さんと同じように自分の歌から何かを感じてほしい。
それは何か?と自分自身に問いかけるようになります。
木への思い
ある日、川を眺めているときに、1本の不格好な木を見た山田さん。
その木は不思議とその場所に合っていました。その光景を見た時に「それぞれの木はそれぞれの形をしているけど、その場所に合っている。
『木』は僕が表現したいものの最たるものだ!」と感じ「それはなぜなのかを確かめる必要がある!」そう思ったそうです。
そして、木の勉強をする為に林業をしたり、造園業をやります。
また、観光教育学校でキャンプや自然体験、ネイチャーゲーム、様々な事を学んだ結果
「森でやるからこそ、自分の音楽がはまる!」そう強く感じたそうです。
「木」がそこに似合うのは、機能美があるから。
紅葉の形がギザギザなのはそこに意味があるから。
樹木の形は必要があってその形になっている。
それは、人の表現も同じ。
山田さんは歌を歌うことによって、人々の感性が開いたり、内面を輝かせることが出来たらいいなと。
自分の音楽が、どう為になるか。どう使うか。どう機能するか。をいつも考えているのだそう。
人と森がどんな風に暮らしていけるのかの提案を全国でしていきながら
死ぬまで森のシンガーソングライターの活動をしていくと話していました。
そんな山田さんの森のコンサートを豊前市の求菩提山で11月に開催予定です。
是非、山田さんの歌声を聴きに来てください。
近くでは、4月1日(日)と4月12日(木)に大分で開催されますよ。
【大分】4/1(日)探検!寝転ぶ!楽器を鳴らす!森の歌ピクニック@つみきの森MUGA
【大分】4/12(木)特別な森に行こう。あなただけのプレゼントソングを作る、癒しの歌トレッキング@由布市ソババッケ


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