こんにちは!編集長のひでさんです。
2016年11月3日(木)豊前市山内(やまうち)の民家清掃「古民家再生プロジェクト」に参加してきました。
山内地区と言えば、国道10号線を挟んで山手側。
海やお隣の中津の方まで見えるくらい景色がよく、静かでいいところなのですが、少し町から遠く空き家も多くなってきています。
この地区の古民家清掃に参加したきっかけは、たまたま知り合いのFacebookでこのチラシを見たからでした。
これを見て、おもわずおもしろそ~と思ってしまったのです。
他人の家の片づけが、どうしておもしろいのか
え?おもしろそうとは思わないって?
「だって、他人の家の片づけでしょ?」
まあ、そうですね。自分の家の片づけでも、かなりおっくうですもんね。
でも、ただの片づけとあなどるなかれ。みんなでやると他人の家の片づけでも一つのイベントとして、楽しくできるのです。
この古民家清掃、大きく2つの楽しみがあります。
①色んな人が集まるので、異業種交流ができる。
②古いものや珍しいものがたくさん出てくるので、宝さがしみたいで面白い。
といった感じで、新たなつながりを求めている人や、子どものころからインディージョーンズにあこがれていた人など。(今ならナショナルトレジャーかな)未知なる出会いや冒険にあこがれを抱いている人におすすめです。
私は以前にも求菩提の鳥畑地区で古民家清掃をしたことがあって、その時が初めての古民家清掃だったのですが、清掃に集まる色んな人との交流ができたり、家から出てくるものを通して住民の暮らしの跡を感じることができたのが大変、面白かったのですし、参加されていた左官さんによる建物のミニ講義や、ご婦人方のお手製の料理をいただきました。
そんな経験もできる古民家清掃。今回も楽しみにして行ってきました。
(この「お片づけ会」の一回目の10月29日は参加できなかったので、11月の方に参加しました。)
チラシの案内の場所に行ってみるとすでに片付けが始まっており、2回目だというのに、まだまだたくさんのモノが出てきていました。
このモノたちを、最終的にはいるもの、いらないもので分けて、いらないものは分別して捨てます。
西日本工業大学×豊前市
今回のこの「古民家再生プロジェクト」の一環である古民家清掃は北九州の大学である、西日本工業大学のデザイン学部建築学科(岡田知子ゼミ)が主催で行われたとのこと。物件自体は豊前市が空き家活用で募集したものだそうです。
つまり、自治体と大学が協力して進めていくプロジェクトのようで、大学の学生さんや先生、そして、豊前市の職員さんたち、そして、ボランティアの方と一緒に家を片づけておられました。
みんなでお弁当休憩
午前中からの活動だったので、切りのいいところでお昼をみんなでいただきました。この日は天気もよく、気持ちよかったです。
学生さんの参加メンバーはほとんど4年生だそうで、ほとんどのみなさんが、就職先も決まっているそう。
隣の学生さんとお話ししながらのお昼でしたが、20代って、若いですね…。(遠い目)
休憩明けは作業再開。色んなものが出てきましたので、写真に収めてみました。
おもしろいですよね。生活感のあるものだったり、どっかのおみやげだったり、今では見なくなった電化製品だったり。新聞とか雑誌は時代を感じるものがたくさんありました。
こういったものを発見できるのが古民家清掃の面白いところです。(管理者の許可なく勝手に持って帰ってはだめですよ。)
古民家のこれから
今後、この古民家を使って、民泊や、地域活性のコミュニティ拠点にしていくのでは?と思いますが、情報としてはまたリリースされていくことでしょう。
地域活性などに興味のある方は動向を追ってみてください。動きがあれば、ぶぜんらいふ。でもお知らせしていきたいと思います。


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